構成案:全38話+プロローグ、エピローグ

プロローグ

  • ラジオで都市伝説特集、含まれる謎の情報屋の話
  • トレーラーの中で聞いている二人、笑ってしまう
  • 過去を少し振りかえる、寄り添い合いながら

第一部:出会いと改造(1〜8話)

1話:日常(空也視点)

  • アンドロイド開発の技術者として働く日常
  • 「また暴れてる被験体がいる」と聞く
  • 義躯の調整担当になる

2話:監視カメラの死角(暁斗視点)

  • 平凡な日常、帰り道、拉致される瞬間
  • 「たまたま」の恐怖

3話:機械じゃない(空也視点)

  • 義躯の不具合を聞きに行く
  • 暁斗の感情に触れる、「機械」じゃないという違和感
  • でも深層では惹かれ始めている(本人無自覚)

4話:この人だけ(暁斗視点)

  • 周りは自分を「バグ」か「モルモット」扱い
  • 空也だけが違う、でも理由が分からない
  • 怒りをぶつけても、静かに聞いてくれる

5話:調整(空也視点)

  • 「調整を手伝え」と言われる
  • 違和感、過去履歴を掘る
  • 「材料:人間」——衝撃

6話:役に立たない(暁斗視点)

  • オーナーの視察、「これ」呼ばわり
  • 「役に立たない」の宣告
  • 終わりを覚悟する

7話:処分(空也視点)

  • 「調整するか、処分しろ」
  • 一瞬の思考:『処分したふりができたら』
  • 「処分します」——決断

8話:連れ出された(暁斗視点)

  • 箱詰めされて、着いた先は普通の家
  • 「身勝手だ!」と怒る
  • でも空也はただ落ち込む

第二部:共同生活(9〜16話)

9話:悪夢の夜(空也視点)

  • うなされる夜
  • 『人間相手に俺は何てことを』
  • 翌朝、ふらふらで退職届を出しに行く

10話:観察(暁斗視点)

  • 一人残された家で、空也の生活を観察
  • 高性能PC、ガジェット、そして「処分」名目の箱の山
  • 「思ったより大人しくしてたな」「お前俺を何だと思ってる」

11話:義躯のメンテナンス(空也視点)

  • 暁斗に技術を教え始める
  • 「身勝手だ」と言われながらも、教える
  • でも頭の中は別のことでぐるぐる

12話:趣味(暁斗視点)

  • ハッキングを教わる
  • 「少しできる」の腕前がおかしい
  • 「お前、何者だよ」「元従業員」

13話:詰み(空也視点)

  • 「頭」のメンテナンスの限界に気付く
  • 俺が死んだら、認知症になったら
  • メンタルが追い詰められていく

14話:異変(暁斗視点)

  • 空也の様子がおかしい
  • 技術の話はできるのに、それ以外が上の空
  • 聞いても「何でもない」

15話:好きにしろ(空也視点)

  • 腹を括る
  • 「殺すか、同じにするか、好きにしろ」
  • 睡眠薬、意識が落ちる

16話:選択(暁斗視点)

  • 倒れた空也、モニターの「悪魔の手順」
  • 怒り、途方に暮れ、記録を検索する
  • 「この人だけだった」——選択肢なんかなかった

第三部:機械化と対峙(17〜22話)

17話:なんで(空也視点)

  • 目覚めたら機械の身体
  • 暁斗が怒ってる、でも「なんで?」
  • 思考が制御できない、漏れる

18話:起動(暁斗視点)

  • 空也を機械化する
  • 起動の瞬間、思考が漏れてくる
  • 「お前、とことん卑怯だ!」
  • 言葉での説得を諦める
  • 自分のログを直接叩きつける
  • 「思い知れ」

19話:降参(空也視点)

  • 全部受け取る、処理落ちできない
  • 暁斗の感情が流れ込んでくる
  • 「……降参だ」

20話:分かったなら良し(暁斗視点)

  • 「分かったなら良し」
  • 初めてのメンテナンス——立場の逆転
  • 「負荷かけたの俺だから、確認する」
  • ログを見て知った、空也のメンタルの危うさ
  • 過去の高負荷エリア、全部自責かもしれない(あまりに多すぎて一回では把握しきれない)
  • 「漏れてないと、お前また勝手に沈む」

21話:フィルタ(空也視点)

  • ノイズが漏れてることに気付く
  • 「調整がうまくいかなくて」
  • 暁斗が直さないと言う、理由が分からない
  • 更には「お前しばらく定期メンテな」「お前の自己診断、信用できない」
  • 「お前が俺にしたこと、返してるだけだ」——困惑する空也

第四部:過去と深層(22〜30話)

22話:高負荷(暁斗視点)

  • メンテ時にログを確認していく
  • 最新のものから確認していく
  • 案の定、自責まみれ

23話:人付き合い(空也視点)

  • ふと昔の記憶を検索する
  • 人付き合いが苦手で、機械に逃げてた日々
  • 昔ほど謎の胸苦しさを感じない
  • 暁斗にメンテナンスされた、つまり読まれたかもしれないのだが
  • 「見られてるかも」→「おあいこ」→「むしろ得してる」
  • 表層:負荷が減って楽
  • 深層:理解者(共犯者)を得て喜んでる

24話:口下手の裏(暁斗視点)

  • 表層と深層の乖離に気付く
  • 『義躯を直そう』の裏に『どうしたら彼の痛みに寄り添える?』
  • 今も乖離しているのでは?

25話:一致(空也視点)

  • 稀に、空也の表層と深層が一致する瞬間
  • 『いてほしい』——ただそれだけ
  • 暁斗が肩を寄せる、「いていいから」

26話:寄越せ(暁斗視点)

  • 「言葉にできないのは分かった」
  • 「読み取ってやる、いくらでも」
  • 「だから、その気持ち、寄越せ」

27話:ずるい(空也視点)

  • 断れない
  • 『ずるい』『嬉しい』『好き』——全部漏れてる
  • 「お前が先に卑怯だったんだよ」

28話:最初から(暁斗視点)

  • 空也のログで再確認する
  • やはり、「機械」だと思ってたのに、無意識では「人間」と気付いてた
  • 「丁寧さが違ったんだよ、お前だけ」

29話:眩しい(空也視点)

  • 暁斗に惹かれた理由を自覚する
  • 感情を出せる人、自分にできないことができる人
  • 「だから、目が離せなかった」

30話:お前も被害者だ(暁斗視点)

  • 空也の過去を全部遡って思う、「不憫だな」
  • 「お前も被害者だよ」
  • 空也の中で、安堵と「いや、でも」がバトル
  • でも言いくるめると、空也が初めて涙を見せた

31話:機械になってからの方が(空也視点)

  • 暁斗が欲しい言葉をポンポンくれる
  • 自分でもどうにもならなかったこと全て、照らして、引っ張り上げて
  • 涙がこぼれている、人間だった時よりも、人間らしく

第五部:逃避行と復讐(32〜39話)

32話:せしめる(暁斗視点)

  • あれから少し経った、互いの頭を見せ合う日常に慣れた頃
  • 「貯金が減ってきた」「あの企業からせしめたい」
  • 空也「できるな」
  • 裏帳簿ハッキング、生計の始まり

33話:組織(空也視点)

  • 情報を集めるうちに「組織」の規模が見えてくる
  • 追跡されるリスク
  • 「定住しない方がいい」

34話:トレーラー(暁斗視点)

  • 大型トレーラーを家に改造
  • 空也が設計を楽しんでる
  • 「お前、寝るの忘れてないか」「あと少し……」「寝ろ」

35話:死角(空也視点)

  • 被害者の共通点——監視カメラの死角
  • 暁斗と同じ「たまたま」で攫われた人たち
  • 今も続いてる

36話:匿名クレーム(暁斗視点)

  • 監視カメラの死角を自治体に通報
  • 「組織ザマアしたくて」
  • 復讐と、次の被害者を出さないための行動

37話:情報屋(空也視点)

  • 謎の情報屋として噂になる
  • 「高いけど確実」「裏社会の金の流れに詳しい」
  • 組織に繋がる依頼が来たら、内心ニッコニコ

38話:ザマア記念日(暁斗視点)

  • オーナーの老衰死のニュース
  • 「ザマア!!不老不死欲しかったんじゃねえのかよ!!」
  • 乾杯する二人

エピローグ

  • くそったれな世界は変わらない
  • でも、この片隅で、二人は生きてる
  • 「いてほしい」「いていいから」
  • 永遠が続いていく

補足

視点配分

  • 暁斗視点:19話
  • 空也視点:19話
  • 交互に配置することで、同じ出来事の「見え方の違い」を描く

各話の目安

  • 2000字前後
  • 1シーン〜2シーンで構成
  • 引きを意識して次話へ繋げる