独自ドメインについて
そもそもドメインとは
インターネット上の住所のようなもので、Webサイトがどこにあるかを判別する情報のことを指します。
特にサイトのアドレスバーに表示されている文字列のうち、[://]と一番最初の[/]の間に挟まれている部分をFQDN(Fully Qualified Domain Name、絶対ドメイン)と呼ぶこともあるようですが、本書ではここの部分を指してドメインと表記しています。
かつてはアルファベットオンリーでしたが、最近は日本語などの他言語も載るようになったようです。
ドメイン本体は、【(任意の文字列).(特定の文字列)】という組み合わせでドメイン取得サイトから探して取得します。これをルートドメインと呼びます。
ドメイン本体の前に、任意の文字列をサブドメインとしてつけることが可能です。(いっぱい増やせるので、サブドメインを利用している人は多いです)
Mastodon,kmyblueやMisskeyの場合、このドメインがアカウントの後半に来ます。@アカウント名@ドメイン、という並びです。
ドメイン取得で気を付けること
ドメイン取得サイトによってお値段が違います。また、初年度と2年目以降でお値段が違うことも多々あるので、十分に確認してください。
無料でドメインを取得できるサイトやあまりに安価なサイトでは、事前に予告なくドメインの管理を中止されることがあったようです。
取得したドメインと他サービスとの結び付けに必要な設定(ネームサーバー、DNSなど)の変更に数日かかることがあります。に必要な設定(ネームサーバー、DNSなど)の変更に数日かかることがあります。
もし、Misskey Hub(Misskey公式ページ)でのオススメに従ってCloudflareを使うことを検討しているなら、Cloudflareはサブドメインでの登録ができないため、上記設定に工夫が必要です。
ネームサーバーについて
ドメインを操作するのに必要な情報のようです。ドメインを取得したサイトで設定することができます。
ホスティングサービスで独自ドメインを使うときも、CloudflareなどでDNSを設定するときも、このネームサーバーをドメインに対して設定しなければいけません。
設定の反映には数時間~数日程度かかると言われています。
DNS設定について
IPアドレスなどとドメインを結び付ける設定です。
IPアドレスとは、各PCの持つ本来の住所で、現在はIPv4とIPv6の2種類があります。IPv4の場合は数字とピリオドの羅列で、IPv6だとアルファベットも入ってくるものの、やはり暗号チックです。
Aレコード、を設定すると、IPv4とドメインを結び付けられます。AAAAレコードではIPv6とドメインを結べます。CNAMEレコードでは他のドメインへの転送が可能です。
サブドメインを設定するときは、概ねこのDNS設定で設定します。
https://toolbox.googleapps.com/apps/dig/ にて設定を確認できるらしいです。