メールを送信してくれるサーバーのことです。Mastodonやkmyblueでは必須、Misskeyでもメール認証を行うのならば必要。

よく話題に上がっているSMTPサーバー(筆者は未体験)

SendGrid

https://sendgrid.kke.co.jp/

 日本語のサイトですが、個人登録できなさそうです。

Mailgun

https://www.mailgun.com/

 英語のサイトです。

Gmailを使うのであれば

Mastodon、kmyblueの場合

 mastodon構築時等でSMTPのメールをGmailでやりたい、という記事を読むと良いでしょう。

https://tonkatsudaisuki.com/2022/11/29/mastodon構築時等でsmtpのメールをgmailでやりたい/

Misskeyの場合

 Misskeyのメール鯖にGmailを使う方法 + 自分のドメインを使う方法、という記事があります。

https://nanasi-apps.xyz/Misskey-Gmail

前述の記事たちの要約

 以下のアドレスからアプリパスワードを作成します。

https://myaccount.google.com/apppasswords

 16桁のパスワードが生成されるはずなので、メモしておきます。

 Mastodon、kmyblueは初期設定時のメール設定時に、Misskeyでは管理者アカウントでログインしてコントロールパネルから、当てはまる項目を以下のように埋めていきます。

Mastodon、kmyblueの場合

 Do you want to send e-mails from localhost?  の項目について、Gmailを使うため、 No と入力します。

 以下、次のように設定していきます。


SMTP server: smtp.gmail.com

  

SMTP port: 587 (デフォルトでも入力されてますが、587)

  

SMTP username:  example@gmail.com (アプリパスワードを作成したGmailアドレス)

  

SMTP password: さっきメモした16桁のアプリパスワード(セキュリティ上コンソールには出てきません)

  

SMTP authentication: plain (デフォルト)

  

SMTP OpenSSL verify mode: none (デフォルト)

  

E-mail address to send e-mails from: example@gmail.com (アプリパスワードを作成したGmailアドレス)

  Send a test e-mail with this configuration right now?  という画面になれば、実際にSMTPが動くかテストメールを送れます。 Yes で試しましょう。


Send test e-mail to: sample@hogehoge.com(テストメールの送信先)

 もしここで、 E-mail could not be sent with this configuration, try again? : と出た場合は、何らかの原因で送れなかったということです。 Yes で再設定しましょう。

 設定・メール送信に成功すれば、 Save configuration?: true という文字列が出ます。

 テストメールの送信先を確認し、受信boxにメールが来ているか確認しましょう。無事に届いていれば、エンターキーで設定を保存できます。

Misskeyの場合

 コントロールパネルの中に設定用のページがありますので、以下のように埋めていきましょう。


ホスト smtp.gmail.com

  

ポート 465

  

ユーザー名 @gmail.com より前の部分 ( example@gmail.com なら example の部分)

  

パスワード さっきメモした16桁のアプリパスワード

  

SMTP接続に暗黙的なSSL/TLSを使用する をオンに設定

03-05-03・その他のオプション

03-05-01・オブジェクトストレージについて