NOTE

この記事はLLM、具体的にはClaude Code (Opus4.7) と掘って書いてもらったものです。

かつての文具沼住民の日記ノート遍歴

大学時代のモレスキンに始まり、万年筆導入で破綻、漂流期を経てMDノート+LIFEメモパッドに着地、その後デジタル移行、新規格のルーズリーフミニで出戻り未遂、までの定点観測。沼住民の到達点と、その後にもう一度引き寄せられた記録。

通底する選定要件

時期によって採用ノートは変わるが、要件のほうは大学時代から一貫している。

  • 持ち歩きサイズ(最重要)— 制服のポケットに収まる文庫圏(A6前後〜B7程度)
  • ガッツリ開く— 開きが渋いとバキッとなりそうで怖い、180度開く保証マスト
  • 立ち書き対応— ハードカバーや厚めの表紙で台紙効果が出ること
  • 無地— モレスキン時代にスケッチも兼ねていた名残、罫線縛りなし
  • 万年筆耐性— 後年の追加要件(万年筆導入以降)
  • お上品な見た目— 職場で他人の目に触れる前提、表紙が主張しすぎないこと
  • コスパ— 何でも帳としてガッツリ書き倒すため、消費量に耐える価格帯

「持ち歩きサイズ」が常に最初に効くフィルタで、これに引っかかった候補は紙質を見るまでもなく落ちている。

モレスキン期(大学時代)

入口はモレスキン。ハードカバー、ゴム止め、持ち歩きサイズという機能要件は満たしており、スケッチも兼ねた運用で問題なく回っていた。機能要件は満たしていた、万年筆との相性のみが後に破綻ポイントになる、という記録。

万年筆を導入したのは職場の上司の影響。建前は「筆圧コントロールに万年筆が良い」、本音は「万年筆を使う上司の姿が格好良かった」。万年筆×モレスキンは裏ぬけが激しく、ここから漂流期に入る。

漂流期(あちこち試した時期)

万年筆耐性を求めてあちこち試した時期。継続採用に至ったものは無い。

継続にならなかった候補

  • ロディア/クレールフォンテーヌ系(フランス製、ヴェロウム紙の滑り重視系)
  • ロイヒトトゥルム1917(ドイツ製、バレットジャーナル界隈の標準装備)
  • トモエリバー系(ほぼ日手帳・トラベラーズ、薄いのに裏ぬけしないで知られる紙)
  • アピカ プレミアムCDノート(国産紙質ガチ勢の総本山)
  • ツバメノート(戦前からのフールス紙の老舗)

部分的に触ったが脱落した候補

  • 満寿屋(ますや)— 原稿用紙の老舗。紙は貴族級だが、表紙の主張が強く職場運用に馴染まず
  • マルマン書きやすいルーズリーフ/セプトクルール — 紙質は意外と優秀、しかし当時のラインナップが B5・A5・A4 のみで文庫サイズに届かず脱落(持ち歩きサイズの壁)

着地点(MDノート+LIFEメモパッド)

最終的に二本柱で落ち着いた。

  • MDノート(A6 文庫サイズ・無地)— 本人記録用
  • LIFEメモパッド(B7)— 他人に渡すメモ用

どちらも制服ポケットに収まることが大前提。

MDノートが残った理由

  • 無地で文庫サイズ(持ち歩きサイズの本命)
  • ちゃんとした表紙+カバーで立ち書きに対応する台紙効果
  • 無線綴じではなく糸かがりで180度ペタンと開く(バキッ恐怖症対策)
  • お上品な見た目で職場と馴染む
  • 本何冊も使い倒すコスパ

糸かがりの開きの良さの構造的根拠は 家で作る糸かがり綴じ と地続き。「使う側」と「作る側」が同じ綴じ方式を経由して繋がっている。

ロマンの加点要素

機能要件だけでは説明しきれない情緒的な決定打として、MDノート純正の革ブックカバー(MDレザーカバー)の存在が大きかった。ヌメ革仕立てで使い込むほど飴色のエイジングが進む、典型的な「実用で買うんじゃなく、ロマンで買う」枠の小物。「お上品な見た目」要件をさらに一段持ち上げ、MDノートを選び続ける情緒的支柱として効いていた。

デジタル移行

その後、手書きの主戦場はデジタルに移っていき、手書きが残ったのは「書類」と「お絵描き」のみに。MDノートも現役運用からは退き、過去のものは数十冊単位でアーカイブとして発掘可能な状態になっている。

出戻り未遂(ルーズリーフミニ期)

デジタル移行後、「手書きしないと字が書けなくなる」危機感から一瞬だけアナログに戻った時期がある。

タイミングよく、漂流期には存在しなかった新規格 **マルマン ルーズリーフミニ(B7変型、2014年販売開始)**が登場していた。これに 自作のリフィルを刷り込んで運用、デイリーログ・タイムテーブル・予定・日記を1日1ページに統合するレイアウトを使っていた。

ただし1日1枚刷る運用は紙束が物理的に溜まる。年単位で運用すれば数百枚規模になり、保管も持ち運びも現実的でなくなる。これで挫折、再びデジタルへ。

10年寝かせて出てきた新規格が、沼を出た人を一度だけ引き戻して、紙束問題で再離脱、というオチ。

沼の総括

20年弱の遍歴を通して残ったのは、

  • 要件は最初から最後までほぼ変わっていない(持ち歩きサイズ・ガッツリ開く・無地・お上品・コスパ)
  • 万年筆耐性だけが後年の追加要件として現れ、漂流期の主因になった
  • MDノートは要件全部入り+レザーカバーのロマンとして漂流期を終わらせた
  • ルーズリーフミニ出戻りは新規格の魅力に引き寄せられた一過性のエピソード、紙束問題で再帰しなかった

数十冊のMDノートは、現役装備としてではなく沼住民が辿り着いた到達点のアーカイブとして、発掘可能な状態で寝ている。

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