概要
ルークスとディラオーネを語り手とする、変身譚×長命種ファンタジー×感覚描写重視の耽美文学。
養い親への愛から自立を目指した青年ルークスは、人攫い蜂 を退治しようと向かった森で食肉植物に捕食された。
しかし、何故か植物を乗っ取るかのようにして、意識を取り戻してしまう。
人としての心を抱きながら植物の本能に従わざるを得ない苦悩の中で、彼が見つけた生きる意味とは——
作業メモ（未）
書籍情報
文庫本サイズ本文88頁（挿絵無し版）
リンク
サイト
https://tabibito.yumegatari.com/kimihana/kimihana.html
通販（挿絵無し版）
物理本 https://tabi-yume.booth.pm/items/7411352
PDF https://tabi-yume.booth.pm/items/7411455
本文
第一章 守れなかった約束
第二章 何も見えない、聞こえない
幕間一 わたしの可愛い養い子
第三章 どうして、どうして
第四章 せめて自分にできることを
幕間二 仇は取って差し上げます
第五章 何だか森が騒めいている
第六章 嫌な予感は当たるもの
幕間三 この胸の騒めきは
第七章 こんな時に、いやだからこそ
第八章 二回目の、終わりの覚悟
幕間四 もう二度と、わたしをおいて逝かないで
第九章 まだ生きていたなんて
第十章 取り戻せたもの、変わったもの
幕間五 新しい、約束をしましょう
第十一章 君の隣で花咲かす
後日談 盛りだくさんだった一日